約束の地と化した東京ドームで、忘れられない夜を過ごしました。
2024年6月のベルーナドームから始まった30周年イヤーもとうとうファイナルへ。
ベルーナでは1999年の20万人ライブを再現。
これが30周年のハイライトだろうと思っていました。
しかし、それは本当の始まりに過ぎなかった。
東京ドーム2DAYSはまさに30周年ファイナルを締めくくるにふさわしいステージに。
そして、私たちファンはGLAYに愛されているなと、確かに感じられたGRAND FINALでした。
2025年5月31日・6月1日に行われた、
GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO
2024-2025 GRAND FINALE
東京ドーム公演のライブレポになります。
1秒足りとも忘れたくない。
そんな思いで書き残します。
ド派手な登場〜オープニング〜
・TAKURO、山でキャンプ空を仰ぐ。
何を着ても似合うリーダー。
・JIROちゃん、ジムでトレーニング。
着用Tシャツはアークテリクス。惜しげもなく見せてくれる筋肉。
・HISASHI、RX−7で乗りつけ登場!
映像と連動し、実際に会場内の通路に愛車で登場。
・TERU、ワイヤーで登場演出。
トップガンを彷彿とさせる、バイクで走るTERU。からの東京ドームの空撮映像。ヘリから飛び降りたと思ったら映像と連動して、白い衣装でステージの宙を舞うTERUが。

※一曲目のTERUは黒い衣装。ワイヤーで吊られてたTERUに若干身長差を感じたのでスタントなんじゃないかと予想してます。
最初からクライマックス、良曲メドレー
聴き慣れたTOSHIのドラムロールから始まる「誘惑」で歓声と共に開幕。
初っ端からエンジン全開。
ライブでやってくれるのが嬉しい曲、「嫉妬」でテンション爆上がり。めちゃくちゃかっこいいんですこの曲。
続いて、「生きてく強さ」で銀テープが発射。序盤からクライマックスの盛り上がりに、いつものツアーライブとは一味違うんだと実感。
「グロリアス」のHISASHIのカメラファンサにノックアウトされる。これは絶対に映像化して欲しい。
ここから5曲組み合わせたメドレー。
「シキナ」から始まる。
ラスサビ前から始まる「STREET LIFE」はTERUの歌声、赤く染まる照明の色と相まって激アツでした。そのまま「Missing you」がかっこよく続き、「都忘れ」と
「MIRROR」で込み上がってくるモノがありました。
聴きたい曲盛りだくさんで最高!
TAKUROプロデュース、BLACK MONEY‘S
治安の悪いHISASHIの単独映像。
見覚えのある軍帽。それをかぶったところで映像は終わり、
ステージにはHISASHIとJIROで
「BLACK MONEY」
演出もかっこよすぎて。
演奏終了後、
TAKUROが1人でセンターステージでMC。
「これが俺の自慢のGLAYだ!BLACK MONEYSにもう一度拍手を!」
「TERU、HISASHI、JIROは僕の憧れです。」
これが言えちゃうリーダー最高すぎますね。
謙虚でメンバーのことを推している。
でもそんなリーダーの人間性と才能があってこその GLAYです。
「GLAYを守ってきたと思っていたが、守ってくれていたのはファンのみんなだったんだ。」
「今日から皆んなGLAY!お前もあっちもこっちもGLAY!」と客席指差しながら任命されました。
私たちはGLAYに加入したので、TAKUROのデモを聴かなきゃならない、ということでTAKUROひとりで新曲 「NEVER ENDING LOVE」を披露。
この時点で神曲の予感。
今はデモですが、来年ぐらいには形になると言っていました。
TERUの歌が入って、HISASHIとTAKUROのギターが入って、JIROちゃんのベースが入って、トシさんのドラムも入るのかな?発売されるのが今から楽しみです。
※6月末現在、ライブ後のモバイルサイトのインタビューにて、TAKUROリーダーより、「みんなGLAYと言ったの後悔している」「この4人がGLAYだ!」「今日で( GLAY4人以外のメンバー)みんな卒業」とお達しが出て万単位のGLAYは卒業を言い渡され、ex GLAY となりました(笑)
“ GLAY卒業”がxのトレンドにも。
リーダーが1番強火 GLAYファン説。TERUヲタなのは間違い無いです。
中盤の聴かせるターン。
「Satellite of Love」。TERUのハイトーンが感情を揺さぶる。
ここでコンダクター溝口さん率いるストリングス隊登場。
2日目はここが「軌跡の果て」に変更されました。ドームで聴くこの曲にやはり涙。
「つづれ織り ~so far and yet so close〜」
2015年に観た東京ドームのライブと同じ後景に本当に10年ぶりなんだ、と感極まり涙。
pure Soul
少し世代から外れていたため、昔から人気な良曲(もちろん好き)の認識でした。
しかし、この場で、この歳で改めて聴くと歌詞が刺さる。
10代、20代では気付かなかったのに、自分の聴くタイミングによってこんなにも沁みる曲になるのか、と改めて思った曲でした。
そしてこれを20代で書いているTAKUROはやはりすごい。
特に2日目は感情たっぷりに歌い上げるTERU。
声の調子が良いとか悪いとか、そんな話ではなく、想いが溢れ出すような歌声に号泣している人続出でした。
再度メドレー。
「BE WITH YOU」 〜「ここではないどこかへ」〜「とまどい」〜「Special thanks」〜「春を愛する人」
もう全部好き。
ファンの聴きたいと思っている曲全部聴かせてくれる勢い。
メドレーの選曲はHISASHI考案とのこと。
たぶんファンが求めていることを1番わかっている人だと思う。
しんみりと聴き入っていたのに、
「春を愛する人」で自然と降り上がる腕。もう体に染み付いてるノリ。本当楽しい。
「彼女の”Modern..”」
ライブの1番盛り上がる定番曲。
でも今日のライブは全部が全部盛り上がってて、頭がバグりました。終わらないで欲しいと本気で願った。
普段ならこの曲で銀テが飛ぶところ、ここではロゴ入りの紙吹雪が降りました。
「疾走れ!ミライ」
2010〜2026での投票第一位曲。この曲聴くと、2015年のドームと、東北EXPOを思い出します。GLAYにとってもファンにとってもとても大事な思入れのある曲。
TERUらしい曲で前向きな気分になれます。
5年越しに叶った、ドームで歌うSOUL LOVE
ラストソング
「SOUL LOVE」
TERUのみんなで歌いたい、でここでも感極まりました。2020年、コロナで開催できなかった東京ドームライブ。
その頃、投稿された動画 、「音楽を愛するすべての人へ by GLAY」があります。
「SOUL LOVE」を弾いてみたとギターアレンジに乗せた動画です。
HISASHIさんのチャンネルで投稿されました。
コロナ禍で自粛・不要不急を強いられていた時で、予定していたドームツアーも中止に。
そんな時に出してくれたこの動画。
・エンターテイメントの可能性を信じよう
・DOMEで「SOUL LOVE」を歌おう
この曲とメッセージで元気付けられました。またドームで皆んなでSOUL LOVEを歌いたい。5年の月日を経て叶いました。
推しをさらに好きになった日
ライブ中盤にモニターに文字だけで
「死ぬまで GLAYをやらないか」
これは、2023年の武道館公演でHISASHIがTAKUROに向けた発言です。
最後のエンドロールに
「永遠に GLAYをやりたいです」
TERU HISASHI JIRO TAKURO
と、そのアンサーが今になって連盟で出ました。
これが1番尊くて感動しました。
この言葉で確信しました。
GLAYは後世に語り継がれるバンドになると。
たぶんですが、たとえこの先、何十年先にメンバーがいなくなってしまったとしても、 GLAYは残り続けると思うんです。
人間である以上、永遠には無理。たぶんそれもわかった上で GLAYを残したいんじゃないかな、と考察しました。
あと、この行間に少し、悲しさも感じるんです。
コロナ禍を過ぎたと思ったら、ミュージシャンの訃報がここ数年続きました。
それを踏まえての死ぬまで GLAY〜発言と、このアンサーになったんじゃないかと。
5年前のSOUL LOVE の動画や、この発言がHISASHIさん発信なのに気付き、コロナ禍の時期に始まったHISASHI TV(YouTubeでの配信)も、今までもずっとファンのために楽しませてくれるために動いてくれていたんだと思ったら、更に好きになりました。
サプライズゲストとアンコール
アンコール。
初日は
「週末のBaby talk」
曲の途中で暗転、またメドレーなのかな?と思った次の瞬間、バンっと音と共にスポットに照らされたステージには鮮やかな赤いひらひらドレスのYUKI。
この登場の仕方は痺れました。
北海道ローカル札幌千秋庵、山親爺のCM曲を披露。
めちゃくちゃ可愛かったです。
大好きな曲、「南東風」。
まさかゴチダンスなるモノがあるとは初めて知りました。
ベルーナの時はTERUさんがギターも弾いていたためなかったようです。
こんなに踊らされるとは思いませんでした。
小柄な身体から出る会場を震わせるようなハイトーンボイスがすごい。身体の芯がビリビリ震えます。
2日目のアンコールでは、
誘惑のイントロ!と思っていたら、なんとゲストにhydeが登場。
ドームが揺れて割れるような歓声の中、hydeが歌う「誘惑」とTERUが歌う「HONEY」。今日のライブ1番の盛り上がり。hydeさんサイドもゲスト出演してこれだけ盛り上がらせられたらホクホクだろうな〜と。
初めて見たhydeさんは、白いフワフワのジャケットで美人で可愛くて超絶カッコよかったです。
2人が肩組んで歌っている途中、hydeがTERUのほっぺにチュー。
客席からは黄色い悲鳴が。
そんな刺激的なノリに慣れていない我々。
美人(hyde)と可愛い(TERU)がじゃれてる。
とんでもないものを見てしまいました。
1曲目を歌い終わったあと、センターステージに集まったメンバーを見て「GLAYがいる!」とhydeさん。面白い。
次の曲に行く前に、
お祝いを言いたいとhyde。
リーダーの GLAY集合!の掛け声で何故かキッチリ整列するGLAY4人。
可愛い。
hydeさんに 「GLAY30歳おめでとう!」と言ってもらえました。
「HOWEVER 」
これも皆んなで歌いました。
CDが擦り切れるぐらい、昔から聴いてますが、何度聴いてもクオリティが高いです。
ただ、TERUさんはみんなに歌わせたい。
私たちはTERUさんの歌が聴きたい。
嬉しい楽しいジレンマですね。
「SAY YOUR DREAM 」
をBGMにトロッコでメンバーがアリーナ外周通路を回ります。
これも久しぶりに歌も聞きたかった……!
アンコールラスト曲は、
「BEAUTIFUL DREAMER」
最高に最高潮。TERUさんの夢見て行こうぜ、が大好きです。あと投げキスしてくれるところ。
エンディング、
「whodunit」
をBGMに昔から今までの映像。こんなの泣くに決まってます!30年の重みを感じられました……!
30周年ライブお疲れ様でした
忘れられない最高の夜になりました。
この周年ライブに両日参加できたことが大変嬉しい。
30周年という事でだいぶ泣かされたライブでになりました。
GLAYがGLAYで在り続けてくれる事に感謝しかないです。
本当に最高に幸せな2日間でした。今まで行ったライブでは、楽しかった気持ちはあってもここまで幸福感を感じることはありませんでした。時間が経った今でもまだポカポカした気分です。